

子供はどんどん大きくなるけど、このまま賃貸アパートに住んでいて大丈夫なのかな・・・。
そんな不安はありませんか?
・今は子供も小さいけれど、大きくなってきても同じアパートに住んでいられるの?
・小学生になったり、中学生になったりしたら、どんなことに気を付けたらいいんだろう?
・子供ができても、あえて賃貸暮らしを選んでいる人っているの?
子供が生まれると、たくさんの赤ちゃんグッズが必要になって荷物もすごく増えますよね。
賃貸はどうしても広さがない物件が多いですし、今も収納スペースが足りない・・・
っていうか、生活スペースも足りない・・・!!と悩んでいるお母さんも多いと思います。
我が家も2人の小学生を抱えて、荷物がスゴイです。
ちょっと気を抜くと、玄関周りが学校グッズで溢れかえってしまう始末・・・。
さらにいえば、子供たち自体もかなりサイズが大きくなってきたので、寝る場所の確保も大変です。
一体いつまで賃貸暮らしを貫けるんだろう・・・不安も募りますよね。
ただでさえ、近隣の騒音クレームに気を遣いながら生活する「賃貸暮らし」。
不安とストレスを抱えたまま、今の暮らしを続けていくことを想像してください。
必要以上に子供を叱り、大きくなっていく子供と増える荷物でどんどん部屋も狭くなり・・・。
お母さん、パンクしてしまいます。
でも、住まいを選ぶときの考え方1つで、住み替えのタイミングはぐっと掴みやすくなるんです。
今回はそんな「ずっと賃貸暮らし」の不安を解消するためのポイントについてお伝えします。
「子供にとってストレスの少ない住まい」を適切に選んであげることで、親のストレスも激減!
「賃貸暮らし」のメリットを上手に利用して、快適に自分たちらしい住まいを実現することができますよ。
「子持ちで賃貸暮らし」どんなメリットがあるの?

いろんな理由で「賃貸暮らし」を選ぶ時代
ひと昔前は、「子供が生まれたらマイホーム!」が一般的な時代でしたよね。
でも今は、子育て世代でも色々な理由で「あえて賃貸を選んでいる」人も多いのです。
たとえば・・・
・住宅購入のために、今は頑張って貯金!
・いずれ実家の持ち家を継ぐので、あえて購入はしない。
・転勤が多い仕事なので、あちこち動けたほうがいい。
・賃貸のほうが住宅ローンリスクもないし気楽でいい。
・地震などの震災で住めなくなったら引っ越せる賃貸がいい!
・家が広くなって子供部屋ができたら家族に溝ができる。狭いほうがいい!
自分たちの暮らしに合っているならば、あえて賃貸を選んでいると胸を張ってもいい時代なんです。
子持ちで「賃貸暮らし」のメリットはこんなところ
賃貸アパートなら家賃が安い!
子供が小さいうち(0~6歳)であれば、実は1LDKでも十分。
いつでも目の届くところに子供がいれば安心ですし、夜はみんなで寝るのが普通ですよね。
1LDKは、なんといっても家賃が安い!
子供が小さいうちに、浮いた家賃で貯金するのも賢い選択です。
子供の成長に合わせて住み替えができる
「子供が小学生になったら、通わせたい小学校に合わせて住み替えたいな」
「2人目が生まれるから、もう一部屋多い間取りに住み替えよう!」
こんなふうに、今の自分たちに合った間取りや広さ、便利なエリアに柔軟に住み替えができるのも賃貸ならではのメリット。
住宅ローンのリスクと無縁
持ち家は大きな借金をして購入します。
コロナショックで旦那さんが減収になってしまったり、子供ができてから奥さんが思うように働けなくなったり。
入ってくるお金が減ってしまうリスクはあちこちに転がっていますから、ローンは抱えずに済んだほうがたしかに安心。
賃貸でも、家賃として住宅費がかかるのは同じですが、減収したときには家賃の低い物件に住み替えをして、家計を維持する選択肢もあります。
やっぱりデメリットも多いので注意!
自分たちが騒音トラブルの火種になることも・・・
集合住宅では「子持ち」は避けられがちです。
なんといっても、子供の「泣き声」「足音」「騒ぎ声」。
親がコントロールするのは、本当に難しいですよね・・・。
あらゆる防音対策をした上で、子供たちにも「しーっ!静かにして!」を繰り返す日々。
お母さんにとって、大きなストレスです。
ファミリー向けの賃貸物件が少ない
アパートや賃貸マンションの多くは一人暮らし向け。
賃貸経営をするオーナー側からすれば、投資効率がよい単身者向けの物件が多いのも頷けます。
子供がいるファミリー向けの物件は、そもそも供給量が少なめ。
家賃も割高で物件自体を見つけにくいのがデメリットです。
ファミリー向けの賃貸であれば、生活音も「お互いさま」で助かるのに・・・と思いますよね。
万が一の時にも家賃の支払いが必要
世帯主に万が一のことがあったら・・・。
マイホームであれば、購入時に団体生命信用保険への加入が義務付けられていることがほとんどなので、
いざというときには住宅ローンの支払いが免除されます。
その生命保険的な安心がないのが「賃貸」のデメリット。
家賃を払う世帯主に万が一のことがあっても、残された家族は家賃を払い続けないとなりません。
ずっと賃貸暮らしをするならば、生命保険や貯蓄などに住宅費を含めた備えをすることが必要です。
子供が大きくなってくると「賃貸暮らし」ここが大変!

子供が幼児のうちは、わりと快適に過ごせる小さな賃貸暮らし。
でも、子供は日々すくすくと成長していきます。
子供が大きくなっていくにつれて、どんなことが困りごとになるのでしょうか?
騒音対策は子供が大きくなってきても続く
赤ちゃん時代の「夜泣き」や、歩きだした頃の「どすんどすん」。
2~3歳の「イヤイヤ~!!」など、小さい子供の声や音は本当にコントロールしにくいもの。
でも、小学生になったら大丈夫かといえば、そんなこともありません。
たしかに泣いたりしませんし、気を付けて歩くこともできますが、まだまだ子供。
小学生もやっぱりうるさいです。特に、男の子はにぎやか!
兄弟で突然鬼ごっこが始まることもありますし、運動会の踊りの練習が始まることもあります。
その都度「静かに~っ!」と注意する生活は続きます。
友達が遊びに来ることもありますが、どうしても
「静かにできる遊びにすること!」
「大きな声でおしゃべりしたり盛り上がりすぎない!」
など守ってもらう必要があります。
友達が遊びに来られる家にしてあげたいけど、近隣に迷惑にならないか気になる・・・。
お母さんの気遣いは、質は変わってもまだまだ続くんです。
小学生になると子供の荷物が増える!どこに置く?
子供が赤ちゃんや園児のうちはまだいいですが、小学生になるとぐんと荷物が増えます!
ランドセルや教科書だけでなく、鍵盤ハーモニカとか絵の具セットとか書道セットとか裁縫セットとか、
プリントやらおたよりやら~・・・。
小さな賃貸暮らしに限界を感じるとしたら、この「子供が小学生になる」ころではないでしょうか。
・ひたすら断捨離して、生活スペースを確保する!
・子供グッズをまとめて収容する「もう一部屋」を検討する。
いずれかの工夫が必要です。
せっかく柔軟な住み替えができる「賃貸」なので、エリアも含めて引っ越しを検討してもいいかと思います。
ほっておくと玄関先がカオスな状況になりますよ・・・!
中学生になったら「プライベート空間」が欲しい
子供がさらに大きくなってくると、今度は「思春期」に対しての気遣いが必要になります。
「みんな一緒に寝る生活」
「異性の兄妹(姉弟)もみんな同じ子供部屋」
気にしないお子さんもいるかと思いますが、プライベートな空間が一切ないことにストレスを感じるお子さんが多いことも事実。
個人の部屋やスペースが確保できるよう工夫してあげてください。
「子供が中学生になる」ころも大事な住み替えタイミングといえます。
「今、この住まいを選んで住んでいる理由」を意識する

子供がいても「ずっと賃貸」でいることは十分可能です。
ただ、意識しておいたほうがいいのは
「今、なぜこの住まいを選んで住んでいるのか」
ということ。
その都度、目的を持って住まいを選んでいれば「賃貸」はメリットの多い選択になり得ます。
今はお金を貯めたいから「賃貸アパート」を選ぶ
「賃貸アパート」のメリットは家賃の安さ。
でも、木造や軽量鉄骨の物件がほとんどなので「防音」は全く期待できません。
単身者向けの物件も多く、子持ちはアウェーな雰囲気になりやすいですし、広さも十分ではありません。
それらのデメリットを押してでも、
今は「家賃を節約して、目的のために貯金をしたい」から選ぶ。
「次の住み替えのため」「マイホーム購入のため」「教育資金を貯めるため」など、
貯金の目的を明確にしておいたほうが、対策も工夫も頑張れます。
あと〇年、とある程度でも期限を決めておくと、さらに頑張れます。
子供が大きくなってきたら「広さ」か「間取り」をプラス
「子供が小学生になる」ころを目安に、住まいの「広さ」か「間取り」をプラスして考えたほうが無難です。
リビングが広くなる、1LDK→2LDK、などスペースが増えることで、子供グッズの収納スペースをつくり、生活スペースを確保することができます。
でも、その分家賃は上がります。部屋数も、将来的に子供たちに個室を与えるには足りないかもしれません。
デメリットはあるけれど、
今は「小学生の子供が無理なく通学できて、家賃もそこそこ節約できる」から選ぶ。
小学生時代は個室もいらないし、寝室も一緒でOKであれば
「便利なエリアで、ちょっとスペースを増やす」選択も可能です。
間取り3LDK以上は持ち家も視野に入れる
「子供が中学生になる」ころを目安に、今度は個室や個人のスペースが確保できる住まいを考えてみましょう。
もし子供が2人の4人家族だとしたら、最も人気のある間取りは3LDK。
スペースを分けられる2LDKもいいかもしれません。
でも、賃貸で3LDKの広さになると、エリアによって家賃がかなり高額になります。
実はここが、賃貸にするか持ち家にするかの悩みどころのライン。
賃貸物件の家賃には、大家さんの利益も乗っかっているため割高です。
同じクオリティの家ならコスパは断然、持ち家が有利。
「住宅ローンの返済額のほうが、家賃よりも安くなる」なんてことも起こってきます。
「ずっと賃貸」もありですが、「持ち家」も視野に入れることで選択肢が広がり、結果的にコスパのよい物件に出会えるかもしれません。
「子供たちにプライベート空間をつくって、勉強にも集中できるようにしてあげたい」から今はこの住まいを選ぶ。
子供が小さなころから家賃を節約してつくった貯金が活かされるのは、このタイミングかもしれません。
上記は一例で、人によって「なぜこの住まいを選んでいるか」は千差万別です。
でも「ずっと賃貸」に不安を感じている人ほど、「どんな目的のために今この賃貸に住んでいるか」を意識してほしいと思います。
今の目的に合わなくなったら、次の目的に向けて住み替えればいいんです。
「賃貸」のメリットが合わなくなってきたら・・・そろそろマイホーム!

「賃貸」のメリットが自分たちに合わなくなってきた・・・。
そう感じ始めた人の多くは、マイホームにシフトしています。
マイホーム購入のきっかけで多いのが、ズバリ「財政的な負担」を軽くするため!
・マイホーム購入のきっかけは「財政的な負担」を軽くするため
・「今、なぜここを選んで住んでいるのか」の意識は「持ち家」でも活きる!
・「自分たちに必要な要素=家づくりの目的」希望条件は言語化してストックしておく
・生活スタイルや新たな気付きで条件が変わることも。希望条件はときどき見直しする
・希望条件を整理してリストアップしておくことは、効率のよい情報収集につながる!
・「家づくりのアイディア」を増やすためにも、まずはインターネットで情報収集!
マイホーム購入のきっかけは「財政的な負担」を軽くするため
賃貸にするか持ち家にするかの悩みどころのライン「3LDK」。
実際に5人に1人が「財政的な負担」の重さを解決するために、マイホームにシフトしています。
住まい選びや住宅ローンの組み方次第では、月々の負担が下がるので、これには納得!
同じクオリティの家に住むなら、負担が少なく、コスパよく住める持ち家を選びたいですよね。
「今、なぜここを選んで住んでいるのか」の意識は「持ち家」でも活きる!
いざ、マイホームを検討し始めたとき、活きてくるのが「今、なぜここを選んで住んでいるのか」の意識。
今の自分たちに必要な要素とその目的がはっきりしていると、タイミングを逃さず、次の住まいにシフトしていくことができます。
「成長してきた子供たちにプライベート空間をつくってあげたい」+「住居費の負担を軽くしたい」
だから、これからは持ち家を選ぶ。
住み替えのタイミングに迷わないで済む。
いい物件との出会いを逃さないという意味でもメリット大ですよね。
「自分たちに必要な要素=家づくりの目的」希望条件は言語化してストックしておく
家族のライフスタイルが変わってくると、今の住まいに不満が出てくることもあります。
今の不満は裏返せば「次の住まいへの希望」。
上手く活かさない手はありません!
・「脱衣所が狭くて、収納も足りない」
⇒「脱衣所を広くとって、家族の着替えが収納できるようにすれば効率的」
・「子供が汚れて帰ってくるのに、玄関からお風呂場まで直接行けない」
⇒「玄関からお風呂場まで直行できる動線にして、そのままリビングへ回れる間取り」
困ったときにきちんと言葉にして「こうだったらいい!」をストックしておきましょう。
言語化してストックしておくと、いざというときの「なんだっけ・・・?」を防げますよ!
生活スタイルや新たな気付きで条件が変わることも。希望条件はときどき見直しする
思いがけず生活スタイルが変わったり、家づくりのアイディアを学んだりして希望条件が変わることもあります。
特に「住宅に関する基本的な知識」を事前に勉強しておくことは大切です!
「そもそも家って、何を基準に選んだらいいの?」
インターネットでも書籍でもよし。ハウスメーカーが開催する住宅セミナーなどもおすすめ。
自分たちの希望+家づくりの知識で、条件もどんどんブラッシュアップしていきましょう!
希望条件を整理してリストアップしておくことは、効率のよい情報収集につながる!
いざマイホーム!となったとき、自分たちの希望や条件を整理してリストアップしておくとこんないいことが。
・ポイントを押さえてから情報収集することで、無駄な時間と手間を省くことができる!
・不動産の物件情報は膨大。希望の絞り込みをすることで、目当ての情報を見つけられる!
・専門家に相談するとき有効!聞きたいことが明確になり、相談もスムーズに進む。
自分たちがどうしたいか、具体的な情報をいつでも提供できる準備が大切なんですね。
「家づくりのアイディア」を増やすためにも、まずはインターネットで情報収集!
「家づくりの最初の一歩」として、まずはインターネットのサービスを賢く利用しましょう。
今は、自宅にいながら一気に複数のハウスメーカーの資料が集められるサービスも充実しています。
中にはカタログだけでなく、「間取り」や「見積書」まで提供してくれるサービスも!
子供を連れて住宅展示場に行くのはとても疲れますし、あちこちで何度も同じようなアンケートを書くのも面倒・・・。
まず、手始めに「知ること」「情報を得ること」を目的とするならば、こうしたサービスを利用することをおすすめします!
色々な会社の間取りやデザイン、性能を見ることで
「このアイディアいい!」
「今の家ってこんなに進化してるんだ!」
といった気付きもたくさん。家づくりの知識も付きます。
登録すると「専門アドバイザー」が無料で相談に応えてくれるサービスを開設している会社も!
住宅セミナーは忙しくて参加が難しい・・・という人も、アドバイザーさんが色々教えてくれるなら利用したいですよね。
しかも中立的な立場から応えてくれるので、ハウスメーカーの営業さんにいきなり聞くより安心(笑)
後悔しない家づくりには「情報を知る」ことがカギ。
まずは自分のペースで、サービスを上手く利用しながら情報収集していきましょう!
マイホーム購入をサポートしてくれるサービスについて、もっと読んでみたい方はこちらもどうぞ。
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さらにマイホームのイメージが湧きますよ!
まとめ

・子持ちで賃貸のメリットは「家賃の安さ」と「柔軟に住み替えができる」こと
・デメリットはなんといっても「騒音トラブルになりがち」なこと
・子供の成長に合わせて、住まいも段階的な住み替えが必要
・「今、この住まいを選んで住んでいる理由」を意識する
・「ずっと賃貸」でも「持ち家にシフト」でも、子供の成長を支えられる住まいが大事
・「賃貸」のメリットが合わなくなってきたら、マイホームを検討しよう!
子持ちでもずっと賃貸暮らしを続けることは、十分可能です。
賃貸と言っても、アパートやマンション、メゾネットタイプや戸建て賃貸など、種類はさまざま。
せっかく場所に縛られず、住み替えていける「賃貸」。
子供の成長に合わせて、住まいを成長させていくこともできるんですよね。
選べるからこそ大切なのは「今、なぜここを選んで住んでいるのか」の意識です。
今の自分たちに必要な要素と、その目的に合った住まい。
子供が大きくなって必要な要素が変化したら、またその目的に合った住まい。
子供の成長になるべく無理のない住まいを選んで、「賃貸」を上手に利用してください。
「子供にとってストレスの少ない住まい」は、必要以上に叱ったり注意したりしなくて済むので、
「親にとってもストレスの少ない住まい」になります。
「ずっと賃貸」でも家族で楽しく、そして自分たちらしい暮らしが実現できますよ。
住まいがステップアップしていく中で、もし
「持ち家のほうが選択肢が増える」
「同じクオリティの物件でもコスパよく住める」
と感じたら、持ち家という選択肢も柔軟に視野に入れていっていいと思います。
そんなときには「マイホーム購入をサポートしてくれるサービス」も上手に活用しましょう!
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後悔しない家づくりのカギは「情報を知る」こと。
第一歩は、インターネットのサービスを利用した情報収集がとっても効率的ですよ。
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