【家を買うときの妥協点】持ち家が欲しいならまずチェックしてほしい!たった2つのポイント

「そろそろマイホームが欲しいけど、理想ばっかりふくらんじゃう・・・」
「いったいどこで妥協したらいいんだろう??」

・できれば理想通りの家が欲しい!
・家は高い買い物だから、できれば後悔したくない!
・妥協して失敗した~と思いたくない!

そんなことでモヤモヤ悩んでいませんか?

戸建てでも分譲マンションでも、家を買うのは勇気がいりますよね。
借金までして買うんだから、絶対失敗したくない・・・!その気持ち、めちゃくちゃわかります。

しかもネット上には「家なんて買わなければよかった~!」なんて意見もあっちこっちに!
「家を買うってそんなギャンブルなの?!」とますます不安を煽られます。

たしかに、マイホームの条件をあまり考えずイメージだけで物件を探し出すと、理想ばかりが先走ることも。

最新の設備に気を取られて、肝心の立地条件を甘く見てしまったり、
あれもこれもと妥協することができずに、予算が膨れ上がって無理なローン返済につながったり・・・。

しあわせなはずのマイホーム購入が、苦労とストレスのはじまりに・・・!
なんてこともあるかもしれません。(恐怖!)

でも、マイホームの優先したい条件と妥協できる条件は意外とシンプルに考えられるんですよ。
今回は、そんな家を買うときの絶対に妥協してはいけない2つのポイントについてお伝えします。

自分たちにとっての「家を買う優先順位」「妥協してはいけないポイント」をしっかり押さえる!
それができれば、大きな失敗なく「みんな満足80点!」と思えるマイホーム暮らしを実現できますよ。

家を買うときの妥協点ってどんなところ?

家を買うとき、妥協した条件がある人は約8割

頑張って貯金して、いざ家を買うぞ!と思ったら、やっぱりたくさんの理想がありますよね。

「最新の設備でおしゃれな内装の家にしたい!」とか「駅から近いといいな」とか
「歩いていける距離にスーパーがあると便利!」とか・・・夢はいっぱい広がります。

でも家はとても高い買い物で予算も大切。
自分たちの予算内で、完璧に条件を満たす物件を探すのは難しいんです。

家を買うとき、妥協した条件がある人は約8割
みんなどこかであきらめたところがあるんですね。

大切なのは、優先したい条件と妥協できる条件のバランス
「妥協はしたけど、今の家や生活には満足してるよ」という人もたくさんいます。

妥協するというとマイナスイメージですが、条件を譲ることで選択肢が増えて、コスパのいい物件に出会えるかもしれません。
自分たちにとっての「優先したい条件と妥協できる条件」を前向きに考えてみましょう!

ここは譲れない!ここはあきらめた・・・(戸建て編)

戸建てと分譲マンションでは、やはり優先的に考える条件が異なるもの。それぞれ見ていきましょう。

ここは譲れない!

・予算
・間取り
・立地(バス停までの距離、小学校までの距離など)
・駐車場のスペース
・庭の広さ
・日当たり

ここはあきらめた・・・

・最寄り駅までの距離
・注文住宅→建売住宅
・新築→中古
・間取り
・設備のグレード

戸建ての場合、駅から多少離れても広い家に住みたいという希望が多い印象です。
その分、駐車場スペースの確保やバス停までの距離などを重視しています。

「資産価値」よりは「快適な環境」を優先したい家族が多いんでしょうね。

ここは譲れない!ここはあきらめた・・・(分譲マンション編)

ここは譲れない!

・予算
・最寄り駅からの距離・徒歩分数
・アクセス利便性
・間取り

ここはあきらめた・・・

・人気エリア(中心エリアから数駅離れた駅を選んだなど)
・住戸の広さ
・住戸の向き(日当たり・眺望など)
・上層階→低層階

分譲マンションの場合は、売却時に高く売れることを重視して「資産価値」を優先させる声が多いです。
将来、売却する可能性を考えると、駅近物件はやはり人気ですよね。

ただ、「家族構成」や「ライフスタイル」で優先条件や妥協点は大きく異なります。
「子育て世代」なのか「リタイア世代」なのか、「電車通勤」か「車通勤」か、ちょっと考えただけでも選びたい物件は全然違いますよね。

戸建てでも分譲マンションでも、重要なのは「自分たちのライフスタイルに合った条件」を見極めることなんです。

絶対に妥協してはいけないのは「立地」と「価格」!

「考えることがいっぱいあってよくわかんないよ~」と迷ってしまったら、
シンプルに「立地」「価格」の2つに絞って考えてみてください!

家族によって便利な「立地」はまったく違う

ひとことに「立地」といっても、その家族によって「重視したい立地条件」はまったく違います。

「立地」の中で重視されるのは、ざっくり分けると「便利さ」と「安心・安全」の2つ。

・便利さ:交通アクセスのよさ、周辺施設が充実しているなど
・安心・安全:治安がよい、災害の心配が少ないなど

「交通アクセス良好で、商業施設が充実していて、災害に強くて、ほどよく自然もあって子育てしやすい」そんな立地が理想ですよね~・・・。でも、そんな100点の立地、なかなか無いですよね~・・・(泣)

自分たち家族にとって、ベストな立地は

「駅近」なのか「奥さんの実家の近く」なのか?(お父さん、負けそうですね~(笑))
「アクセスに便利な場所」なのか「安全な高台」なのか?

少し先の将来も見据えて、じっくり考えてみるチャンスです。

「立地」の中で順位付けをしよう!

優先したい条件は「立地」ですが、妥協できる条件が多いのもまた「立地」です。
なぜなら、「立地」の中にもさらに優先順位があるから!

妥協できない立地条件

地盤:地盤が弱い、ハザードマップの危険地域に指定されている場所は買わないほうがいい!

都市計画法による分類:都市計画法は、市街地の用途を大まかに分類したもので「第一種低層住居専用」など12種類あります。
住宅購入時には区分の違いをさほど感じませんが、入居してから周辺環境が再開発されるときに「え?!」となってしまうことも。

「第一種低層住居専用」:低層な住宅環境を守るため、12種類の中で最も厳しい規制がかけられています。マンションもコンビニすら建てられません!
「第二種低層住居専用」:こちらはコンビニや小規模なお店を建てることができます。自宅のものすごい近くに突然コンビニができたら・・・便利とみるか、ちょっと治安コワイとみるか、考えものですよね・・・。

家を買うときには「今ある風景」を見て決めますが、その風景は時間と共に変化するということを忘れてはいけません。

家周辺の道路の交通状況(人通り・車の多さなど):家周辺の道路の交通状況は、そこに住んだら毎日24時間続く環境になります。
トラックが多くてうるさい、車が多くて子供が安心して歩けない、通行する人が多くて視線が気になる、など「このくらいなら・・・」と思っていたことも、ずっと続くと大きなストレスになるので要注意です!

ちょっと妥協してもいい立地条件

周辺のアクセス、利便性:なぜなら、上をみたらキリがないからです(笑)
駅から近ければ通勤も楽ですし、学校、スーパー、役所、病院など近くにあったら便利なものはたくさんあります。
でも、こんなにたくさんの項目を比較してしまうと、いつまでたっても、どこに住んだらいいか決められません・・・。

日当たりや風通し:これも「あったらいいな」です。もちろんです。
家は明るいほうがいいし、洗濯が乾かないと主婦は困ります。
でも、「なくてもどうにかなる」部分でもあります。ほかに優先すべきことがあるなら、「まぁいいか」と考えるところです。

「立地」の絶対に外せない条件をクリアしたら、プラスしてちょっと妥協してもいい立地条件の順位付けをして、整理していくことをおすすめします!

「余裕のある住宅ローンで買える家を買う」これは絶対外せません!

これこそ、実は一番妥協してはいけないところ!
どんな選択をしたとしても、住宅ローンがちゃんと払えているうちは最悪の後悔はしなくて済みます。

具体的な上限額を、あらかじめ決めておくことがおすすめ。
「2,000万円まで」「毎月の返済額8万円まで」「購入価格の3割を頭金として用意できる額まで」など、わかりやすく決めておくと安心です。

子育て世帯が家を買うときに考えたいこと

子供がいると、家を買うときの条件も色々変わってきますよね。
実体験も交えていくつかご紹介しますので、家を選ぶときの参考にしてみてください!

奥さんの実家の近くに家を買うのっていいの?

私、立地の第一条件がこれでした。「自分の実家の近く」
メリットはもちろんたくさんあります。

・子供を見てもらえる
・奥さんが親と話せてホッとできる
・一緒にお出かけや食事ができて、子育ての幅も広がる
・親が困ったときにもすぐ手伝える

もし、デメリットがあるならば、

・干渉されたり、口出しされたりする
・夫が気を遣う場面が多い(妻の気配り必須!)
・夫の実家にも気を遣ったほうがいい

こんなところでしょうか。

ただ、両親が共働きの場合、実家の応援がないとお母さんがフルで働くのは本当に厳しいです。

それに第2子を妊娠しているときや、下の子が乳児のときに上の子が体調を崩してしまったときなど、
「お母さん助けて~!」と思うことも続出。
すぐに助けに来てもらえて、本当に助かりました。

小学校と実家も近いため、現在、子供たちは自分の家よりおじいちゃんの家に帰ってしまうことが多いくらいです(笑)

「おかえり」と言ってもらえる、もう1つの家に子供たちもホッとしているみたいです。

小学校までの距離はどう考える?

これも悩むお母さんが多いと思います。

ちなみに我が家は徒歩10分くらいの距離です。ちょうどいいかな~くらいに感じています。

小学生の荷物はなんといっても重い!!

1年生だからといって容赦ありません。
しかも今は各自治体が、子供たちにタブレット端末を貸与してくれるので、その持ち帰りも重い!

なので、あまり遠い距離だと通学はなかなかしんどい毎日だと思います。
防犯上も不安がいっぱいです。

あと、行事や保護者会など、親が小学校に行く機会も多いですが、当然、車はNGです。
自分が歩いて30分かかる小学校に行くことを考えると、ちょっとイヤですよね。

逆に、小学校に近すぎるのもなにかと大変。
学校から近くの家の場合は、高確率で子供のたまり場になります。
子供たちは自転車を見ただけで、誰が遊びに来ているかすぐわかりますしね。
学校に近すぎるがゆえに、油断して遅刻しやすいなんてことも。

小学校か遠い場合は、これらがメリットに転じます。
たまり場になることは避けられますし、早寝早起き、忘れ物にも慎重になります。
なにより、たくさん歩いて体力もつきます!
悪いことばかりではないんです。

あくまで個人の感覚なのですが、
「大人が手ぶらで往復しても、そこまでキツくない距離」
がちょうどいいの目安かなと思います。

子供が毎日通学するのどうかな~と迷ったら、まずは自分が家と学校を往復して歩いてみることをおすすめします!

やってみましょう!「ブレインストーミング」

「ブレインストーミング」とはみんなでアイディアを出し合って、次々に新しい発想へとつなげていく行為を指します。

マイホーム購入の優先順位を決めるためにも、まずは家族みんなのアイデア出し!

住まいや周辺環境に対する希望を、細かいことでも片っ端から書き出していきましょう。
質より量が大事です。
お子さんが参加できる年齢なら、お子さんに意見を出してもらうことも大事だと思います。

用意するもの

・大きめの紙やホワイトボード
・貼ってはがせるふせん(各自ふせんの色を変えると、誰の意見かわかりやすくておすすめ!)

ふせんに希望を書いてどんどん貼っていきます。
全部出揃ったら、同じジャンルのものは、まとめて貼ってわかりやすくしましょう。
それぞれの頭の中の考えを視覚化することで、「こんな考え方もあったか~」という新しい視点がみつかるかもしれません。

ブレインストーミングのルール

批判厳禁:アイデアの批判や評価をしない
自由奔放:どんなアイデアも歓迎する
質より量:多くのアイデアを出す
結合拡張:人の意見に自分のアイデアを付け足して、発想を広げる

たくさんのアイデアを広げたあと、絞る!
ぜひ、マイホーム購入の優先順位の洗い出しに活用してみてください!

妥協と理想のいいとこどり?中古戸建のリノベーション!

マイホームを買うぞ!と考えたとき、まず思い浮かべるのが「新築」ではないでしょうか?
でも「立地」を優先すると、希望に合った物件が少ない!

そうなんです。
いい立地には、当然すでに家が建っているんです。

新築にこだわらず、中古住宅も視野に入れることで選択肢が何倍にも広がります。
優先順位の筆頭「立地条件」を圧倒的にクリアしやすくなるんです。

しかも、中古住宅は新築に比べて価格も割安。
新築建売と中古戸建を比較すると、平均価格で1000万円以上の価格差が!

「新築」を妥協しても、中古戸建+リノベーションで希望の「立地」と「新築レベルの住まい」を手に入れられる可能性があるんです。

・中古戸建のリノベーション、ここがメリット
・デメリットも当然あります・・・
・リノベーション向きの物件ってどんな物件?
・フルリフォームで「耐震性能」と「断熱性能」をアップ!
・建物=ハコの性能を重視せよ!表面パーツはいつでも取り換え可能
・パートナー探しが最重要課題。木造建築に強い工務店がおすすめ

中古戸建を視野に入れることで、希望のエリアに理想の家を購入できる可能性がグッと上がりますよ。

中古戸建のリノベーション、ここがメリット

リノベーションとは、古くなった住宅を直すだけではなく、付加価値を加えて元よりもっと機能をよくすること!

中古戸建をリノベーションするメリット

・新築よりも流通量が多い
・新築よりも価格が安い
・立地のいい物件が豊富

家は新築から15年前後経つと、建物の価値が下がり、比較的安く購入することができます。
そのため、新築で購入するよりも、中古戸建+リノベーションで自分好みの物件にしたほうが、トータルのコストが安くなることも!

立地のいい物件の候補が増えることも、大きなメリットです。

デメリットも当然あります・・・

いいことばかりに思える中古戸建+リノベーションですが、こんなデメリットも。

中古戸建をリノベーションするデメリット

・築年数が古い物件は、耐震工事などで費用が高くなることも
・物件購入からリノベーション完了まで期間がかかるため、すぐに入居できない
・施工業者を慎重に選ばないと、後悔することも・・・

1995年に起きた阪神淡路大震災を教訓に、2000年に建築基準法が改正されました。
その最新の基準が「2000年基準」。

この2000年の改正前に建てられた住宅は注意が必要です。
築年数が30年以上、旧耐震基準で建てられた建物には、基礎補強が必須。

また、工事期間も新築以上にかかります。
木造一戸建てのフルリフォームでは、内容によって3~6ヵ月程度は見ておいたほうが無難
解体後に「柱が想像以上に腐っていた」など想定外の事態が判明すると、補強工事期間が長くなることも。

仮住まいを探す際には、工期が延びる可能性にも柔軟に対応できるよう気をつけましょう。

施工業者選びも新築以上に重要!
リノベーションのデザインや施工の出来上がりは、業者のリノベーションスキルにかかっています。

業者の施工事例や評判を必ず確認して、慎重に選ぶようにしてください!

リノベーション向きの物件ってどんな物件?

リノベーションを前提に中古戸建を購入するなら、費用を抑えてリノベーションできる物件を選びたいですよね。

こんな物件を選ぼう

・メンテナンスが行き届いている物件
・新耐震基準に適合している物件
・自分の理想の間取りに近い物件

メンテナンスが行き届いている物件

築年数に関わらず、定期的なメンテナンスが行き届いている物件はいい状態がキープできていることが多いです。
築40年できちんとメンテナンスされている物件より、築20年でノーメンテの物件のほうが、雨漏りやシロアリなどのリスクは高いかもしれません。

新耐震基準に適合している物件

日本の耐震基準は1981年に大きく改正されています。
それ以前に建てられた建物は、耐震補強に多額の費用がかかることも。

2000年以降に建てられた「2000年基準」の建物のほうがより安心です。

自分の理想の間取りに近い物件

リノベーションでは間取りを変更するケースも多いですが、現状の間取りが理想の間取りに近いほど費用は抑えられます。
キッチンなどの水回りの位置や、窓のサッシをそのまま使用するなど、変更する場所が少ないほどコスパよし!

ちょっとの変更で、自分の理想の間取りに近づけられそうか?

そんな目線で物件を選ぶのも、コストカットにつながります。

フルリフォームで「耐震性能」と「断熱性能」をアップ!

木造のフルリフォーム、最大のポイントは「耐震性能」と「断熱性能」の大幅アップ!

「この建物は何年前に建てられたものなのか?」
建物の築年数がわかると、建てられた時代の基準とその弱点がわかります。

その弱点を補強しつつ、そのレベルまで耐震性能を向上させるのかを検討します。

フルリフォームをするならば、目指したいのは耐震等級3レベル
震度7の地震が2回起きた熊本地震。耐震等級3の住宅の倒壊はゼロ!無被害が約9割!

安心のためにも、コストをしっかりかけておきたいポイントです。

「断熱性能」もしっかり考えておきたいところ。なぜならば・・・

家を建てた後に後悔しているランキング

1位 暑さ
2位 寒さ
3位 結露

なんとTOP3すべてが断熱に起因しているんです!

家を建てるときは、ついつい間取りやデザインに目がいってしまいます。
でも、住み心地に大きくかかわる「断熱性能」。見逃せないポイントです!

フルリフォームでは、既存の建物の「耐震性能」と「断熱性能」を最高基準まで底上げすることができます。
これがなんといっても、最大のメリットです。

建物=ハコの性能を重視せよ!表面パーツはいつでも取り換え可能

フルリフォームにおいて、どこで費用を抑えるか?

・どこまで間取りの変更が必要なのか?解体の範囲を抑える
⇒解体の範囲が広がるほど、費用はかさむ!その間取りにすることが本当に必要かをよく考える。
・建物=ハコの性能は落とさない!抑えるべきは仕上げ材の費用
⇒仕上がりとしては見えない「耐震性能」と「断熱性能」。でも、おしゃれな仕上げ材や最新型の住宅設備はいつでも取り換え可能なパーツです。「ハコ」自体の性能に関係ないパーツで、費用を抑える工夫をすべき!
・大手よりも地元の優良工務店を探す
⇒大手のリフォーム会社は、営業マンがいて、多額な広告費やショールームがあって・・・経費がかかる分、費用が割高になります。木造建築に強い地元の優良工務店が、費用面も技術面も安心です。

どうしても、表面上のおしゃれなシステムキッチンや洗面化粧台など仕上げの部分に目がいってしまいます。
でも、本当に重視すべきは「建物=ハコ」の性能!

「耐震性能」と「断熱性能」はできる限り妥協せず、性能には関係のないパーツでコストカットしてください!

パートナー探しが最重要課題。木造建築に強い工務店がおすすめ

フルリフォームでは、しっかりとした構造計算、断熱改修などを行うことで、最高基準の性能を目指すことも可能。

でも、既存の建物を見て、どこまで見立てができるのか。
新築とは全く違う工事になりますし、比べ物にならないほどの技術力が必要とされるんです。

解体して骨組みだけになったときに、
実際の構造体の傷み具合はどうか?
計画していた補強法で問題ないのか?
想定外のケースが起きたときに、どのように対処するか?
職人さんの技量が試されます。

そのため、木造のフルリフォームでは木造改築の経験値が豊富な施工会社(工務店、リフォーム会社)に相談するのがおすすめです。
なるべく多くのハウスメーカーや工務店などの話を聞き、一番信頼できるパートナーを見つけることが超重要ポイントになります!

情報収集の第一歩は、インターネットのサービスを活用するのがおすすめ。

今は、自宅にいながら一気に複数のリフォーム会社の資料が集められるサービスも充実しています。
中にはカタログだけでなく、「リフォームプラン」や「見積書」まで提供してくれるサービスも!

自分たちのリフォームする目的に応じて、プロのアドバイスや提案書が複数の業者さんからもらえるのはありがたいですよね。

まず手始めに、いくつものリフォーム会社や工務店を比較したいならもってこい!

後悔しない家づくりには「情報を知る」ことがカギ。
まずは自分のペースで、サービスを上手く利用しながら情報収集していきましょう!

マイホーム購入や住宅のリフォームをサポートしてくれるサービスについて、もっと読んでみたい方はこちらもどうぞ。

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さらにマイホームのイメージが湧きますよ!

まとめ

・家を買うとき、妥協した条件がある人は約8割
・戸建てと分譲マンションでは妥協する点も異なる。
・絶対に妥協してはいけないのは「立地」と「価格」
・子育て世代ならではの「立地」についても考える。
・条件の洗い出しに!「ブレインストーミング」
・中古戸建+リノベーションで、希望エリアに理想の家づくり!

妥協してはいけない2大条件「立地」「価格」

私自身、マイホーム購入時に考えたのは「自分の実家から近い物件」と「自分たちに買える価格であること」この2点だけでした。
かなりシンプルに考えたので迷いもなかったです。

住んでみて不便なところや困ったこともありましたが、2点の条件がクリアされていたので、大きなストレスにはなりませんでした。
住宅ローンで家計が圧迫される心配がないのも、今とても救われています。

自分たちにとって譲れない条件がシンプルではっきりしている人ほど迷いなく物件を比較できますし、
住み始めたあとの「こんなはずじゃなかった」に対してもさっぱり割り切れるのではないでしょうか。

マイホームに100点はありません。でも、80点をどの項目でとるかが大事です。

まずは家族みんなでやってみましょう!「ブレインストーミング」。

優先順位を徹底的に洗い出し、順位付けしておくことで、物件選びが明確にできるようになります。
優先順位の低い条件は、妥協してもストレスが少なくすみます。

家族みんなが「買ってよかった!」と思える80点を目指しましょう!
小さなことは「まぁ、いいか」。「住めば都」の楽しいマイホーム暮らしが実現できますよ。

今回は「新築から中古に妥協する」けれど「中古戸建+リノベーション」で希望のエリアと理想の家を手に入れる!という考え方もご紹介しました。

自分たちが出せる予算は決まっています。

大切になるのは、その予算配分。

建物の性能を求めれば、建築費用は上がりますが、いつでも快適に過ごせる家になる。
すると、日当たりなどの立地にそこまでこだわる必要がないので、土地にお金をかけなくても済む。

毎日快適に過ごせる環境に投資するのであれば、その分、仕上げ材といった表面上のパーツの費用を削る。

「予算内で、優先する条件を整理して配分する」

その上で、自分たちの希望をしっかりと汲んで実現してくれるパートナーを探しましょう!
信頼できるパートナーを見つけるためには、情報収集が不可欠です。

まずはインターネットのサービスを上手に活用して、施工業者の情報や家づくりのアイディアを集めてみてください。
「情報を知る」ことは「家の主」になるあなたの強力な武器になりますよ。

マイホーム購入や住宅のリフォームをサポートしてくれるサービスについて、もっと読んでみたい方はこちらもどうぞ。

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